仙台で再就職している62歳のシニア男子です。
毎日の仕事の合間に気分転換をしたくて、花巻市にある生蕎麦「大畠家」さんと新鉛温泉「愛隣館」へ日帰りで妻と行ってきました。
大畠家さんは以前からお気に入りの蕎麦屋で、甘めのつゆがクセになるんです。
昨年から改修工事でしばらく食べられずにいたのですが、営業再開の口コミを見て、すぐに車を走らせました。
新鉛温泉「愛隣館」は、職場の共済組合の保養券を使えば日帰り入浴が無料。
初めて訪れたのですが、花巻温泉郷の奥にあるとは思えないほど大きなホテルで、大浴場も3つあり、驚きました。
久しぶりに食べたお蕎麦も、ネットで評判だった玉子とじそばも大満足で、心もお腹も満たされた一日でした。
（グーグルマップの写真は改修工事前のものです）
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大畠家さんと愛隣館を利用した感想
ずっと気になっていた「玉子とじそば」をようやく食べることができて、胸のつかえが取れたような気持ちになりました。
口コミを読んでは「食べたいなあ」と思っていたので、実際に口にしたときは小さな夢がかなったような満足感がありました。
次は「カレーそば」に挑戦しようと、今から密かに楽しみにしています。
大畠家さんの店内は改装工事を終えて、以前よりもずっと明るく、清潔感のある雰囲気に生まれ変わっていました。
昔ながらの風情も残しつつ、新しい息吹を感じられたのが印象的です。
一方、新鉛温泉「愛隣館」では3つもある大浴場のうち、今回は1つだけしか入れなかったので、次は泊まりで来て全部入ってみたいという気持ちになりました。
温泉だけでなく、館内の設備やおもてなしも行き届いていて、ちょっと歩くだけでも飽きることがありません。
聞けば、テレビドラマのロケ地にもなることがあるそうで、歴史ある宿ならではの魅力もあります。
なお、大畠家さんには天ぷらがないので、てんぷらそばや天ざるを期待している人には向いていません。
でも、そばの味とつゆの甘さで勝負している、職人気質の店だと感じました。
愛隣館は、ゆっくり過ごしたい人にぴったりの温泉宿。花巻を訪れるなら、ぜひ一度は立ち寄ってほしい場所です。
大畠家さんと愛隣館のまた行きたくなる理由
大畠屋さんのそばは、更科系なのに独特の柔らかさがあって、とても食べやすいのが特徴です。
硬めのそばが苦手な私には、この柔らかさがちょうど良く、つるつるっと喉ごしよく食べられるので、食事の時間が楽しみになります。
人によっては少し柔らかすぎると感じるかもしれませんが、そこがむしろ大畠屋の個性だと私は思っています。
何よりも魅力的なのは「甘みのあるつゆ」です。
しょうゆのしょっぱさが強い蕎麦つゆが多い中で、大畠家のつゆはとろっとしていて、秘伝の味ともいえる奥深さがあります。
薬味にはわさびではなく紅葉おろしが添えられ、つゆの甘さにぴりっとした刺激が合わさることで、食べるたびに「うまいなあ」と唸ってしまいます。
愛隣館は、温泉の種類がとにかく豊富です。
立ち湯や寝湯、露天風呂と、どれも趣が違い、飽きることがありません。
お湯も本格的で、いわゆる「水っぽさ」はなく、身体の芯まで温まりました。
さらに館内が広く、庭園もあるため、入浴の待ち時間さえも楽しめるのが魅力です。
実際、私たちが訪れたときは清掃時間と重なってしまいましたが、その間に館内や庭園を散策したり、お土産を見て楽しんだりと、有意義に過ごせました。
そして何より印象的だったのが、スタッフの対応の丁寧さです。
観光ホテルによくある事務的な接客ではなく、心からのおもてなしを感じる接客でした。
そういう小さな気づかいが、全体の満足度をぐっと引き上げてくれるのだと思います。
花巻温泉郷 新鉛温泉 結びの宿 愛隣館と庭園
大畠家さんと愛隣館の注意点
大畠家さんはいつも人気で混雑しています。
特に昼どきは満席になることが多く、相席になることもしばしばあります。
改装されて店内は明るくなりましたが、広さは以前と変わらず、落ち着いて食事したい人には少し気になるかもしれません。
また、メニュー数は限られていて、天ぷら系の料理は一切ありません。
そば一筋という感じのお店ですので、事前にメニューを見ておくとよいでしょう。
それでも大畠家の魅力は「味」と「値段」にあります。
もりそばは1枚400円、ざるそばは450円とかなり手ごろ。量は控えめなので、男性なら3枚、女性は2枚がちょうどいいと思います。
私は今回、もりそば2枚と玉子とじそば1杯を注文して、合計1280円。
妻はもりそば1枚で400円。
満腹になって、財布にもやさしいお昼ご飯でした。（2025年5月）
愛隣館については、館内がとても広く複雑な構造をしているため、初めて訪れる人は迷いやすいかもしれません。
私が入った「森の湯」も入り口がややわかりづらく、思わず見過ごしそうになりました。
ただその分、隠れ家のような楽しさもあり、ちょっとした探検気分が味わえます。
お風呂の場所を事前に確認しておいたり、チェックイン後に館内を散策してみたりすることで、快適さはぐっと増します。
スタッフの対応はとても丁寧なので、困ったときは気軽に声をかけてみてください。
大畠家さんと愛隣館がおすすめな人、おすすめできない人
こんな人におすすめです
《大畠家さん》
・甘めのつゆが好きな人
・柔らかめのそばをツルツルっと食べたい人
・ドロッとした濃いめのそばつゆを好む人
・手ごろな価格でおいしいそばを楽しみたい人
《愛隣館》
・温泉でゆっくり癒やされたい人
・静かな自然に囲まれてくつろぎたい人
・館内を探検するのが好きな人
・露天風呂や立ち湯、寝湯など色々なお風呂を楽しみたい人
こんな人には向いていないかもしれません
《大畠家さん》
・天ぷらそばや天ざるを食べたい人
・田舎そばや板そばのような太めで歯ごたえのあるそばを期待している人
・わんこそば目当てで来る人
《愛隣館》
・日帰り入浴をもっと安く済ませたい人（通常1500円）
・ジャグジーや電気風呂などのスーパー銭湯的な設備を求める人
・街なかの便利な立地や賑わいを期待している人
大畠家さん・愛隣館と類似店の比較
花巻市には魅力的なそば屋や温泉宿がたくさんあります。
たとえば、観光地として有名な「やぶ屋本店」や、宮沢賢治記念館近くの「蕎麦 なめとこ山」なども人気ですが、大畠家はなんといっても価格の安さが際立ちます。
もりそば400円という破格の設定で、味も独特の甘めつゆがクセになるおいしさ。
特に紅葉おろしとの相性が良く、ほかの店とは一線を画しています。
温泉宿についても、「ホテル志戸平」や「大沢温泉山水閣」など花巻温泉郷には名だたる宿が並びます。
その中でも愛隣館は、おもてなしの心が細やかで、スタッフの対応がとても丁寧なのが印象的です。
加えて、立ち湯や寝湯など種類豊富なお風呂や、広い館内、散策できる庭園など、お客さんが飽きない工夫が随所に感じられます。
私自身が今回この2つを選んだ理由は、大畠家の営業再開を知って「またあの味が食べたい！」という気持ちが湧いたから。
そして愛隣館は、共済組合の保養券で日帰り入浴が無料で利用できたという、まさにちょうどよいタイミングでした。
よくある質問
大畠家と愛隣館のよくある質問をまとめました。
Q1. 大畠家は本当に営業してるの？
A1. 私も心配でした。以前、妻と行ったときはまだ改装中で食べられなかったんです。でも今回はちゃんと営業していて、念願の蕎麦が食べられました。行く前に最新の口コミをチェックしておくと安心ですよ。
Q2. 蕎麦湯っておいしいの？
A2. はい、大畠家の蕎麦湯は本当においしいです。とろっとしていて、そばの風味がしっかり残っているので、私は何杯もおかわりしてしまいました。最後まで大満足でした。
Q3. 愛隣館の清掃時間にぶつかっても大丈夫？
A3. 大丈夫です。私もその時間にあたってしまったのですが、愛隣館には庭園や売店があり、館内や外を散策したり商品を見て回ったりして楽しく過ごせました。待ち時間もむしろ“遊べる時間”になります。
Q4. 大畠家のそばはコシがある？
A4. いわゆる田舎そばのような強いコシはありません。むしろ柔らかくて、ツルツルッと飲み込めるのが特徴です。歯ごたえのある太めのそばが好みの人には、少し物足りなく感じるかもしれませんが、私はこの柔らかさが気に入っています。
まとめ。花巻で“味”と“癒やし”を楽しむなら、大畠家と愛隣館！
大畠家の蕎麦は、まさに「恋しかった味」。
しばらく味わえなかったぶん、口にしたときの感動はひとしおでした。
そして、愛隣館のお風呂では思っていた以上にゆったりと癒やされ、心と体の疲れがふっと軽くなるのを感じました。花巻に行くなら、この2つをセットで楽しむのがおすすめです。
観光名所の宮沢賢治記念館も有名ですが、実は大畠家も賢治にゆかりのあるお店。
実は宮沢賢治の生家は大畠家のすぐ近くなのです。
また、大畠家はわんこそば発祥の店でもあります。
そんな背景を知って訪れると、より一層味わい深い時間になります。
愛隣館では、共済組合の方なら日帰り入浴が無料になる保養券が使えます。
使用期限は年度末（3月）までですが、行けるときに早めに使っておくと安心です。
大畠家も営業再開したばかりで、今が狙いどき。
気分転換にもなって、帰り道には心がほぐれている自分に気づきました。こんなふうにふらっと花巻を訪れる時間、大事にしたいなと思います。あなたも今度、一緒に行ってみませんか？
「花巻温泉郷 新鉛温泉 結びの宿 愛隣館」について
| ホテル名 | 花巻温泉郷 新鉛温泉 結びの宿 愛隣館 |
|---|---|
| （読み） | しんなまりおんせん むすびのやど あいりんかん |
| 特 色 | 楽天トラベル ゴールドアワード・日本の宿TOP47受賞！新お食事処「里山ダイニング」誕生！ |
| 料 金 | 10450円～ |
| 住 所 | 〒025-0252 岩手県花巻市鉛字西鉛23番地 |
| 電 話 | 0198-25-2619 |
| ＦＡＸ | 0198-25-2938 |
| 最寄駅 | 花巻 |
| アクセス | 無料送迎バスでＪＲ新花巻駅よりで約40～60分・ＪＲ花巻駅より約25～40分、東北道花巻南ＩＣより車で約20分 |
| 駐車場 | 200台収容できる無料駐車場をご用意しております(セルフ移動をお願いしております) |
| 投稿件数 | 5611件 |
| ★の数 | （総合）： 4.32 |
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JR楽パックウエルカムベビーの宿・愛隣館の記事はこちら↓↓
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